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(第1話)
私と夫は、大学時代に知り合い、学生結婚し、19歳で母になった。1年休学して復学した。音大で専攻はピアノ。夫は5歳上。精神科医をしている。
 娘由梨香も、音楽が大好きで、T芸大のピアノ専攻。2年生で19歳。 由梨香は、オーストリアに留学が決まり、私と由梨香は、留学前に、二人でドイツ・オーストリア旅行に出かけた。どうしても、ドイツ・オーストリアを見ておきたかった。夫とはよく、学会や旅行で海外に出かけたが、なぜかドイツ・オーストリアには出かける機会がなかった。由梨香の留学を理由にやっと娘と二人の旅行にOKがでた。今までは「由梨香と二人の海外旅行は危険だ」とか言って、なかなか許可してくれなかった。
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(第2話)
 ウィーンに着き、そのまま国内線に乗り換えて、フランクフルトに着いた。ここから、ドイツロマンチック街道がスタートする。観光は、ハイデルベルグからはじまった。「なんて素敵な町なんだろう」ツアーであったが、夫とではなく、娘と二人だけの海外旅行は初めてである。しかも、ツアーでの旅行もあまり経験したことはなかった。同じツアーのメンバーとも顔見知りになり、「お二人は、お友達ですか?」とか「もしかして姉妹?よく似てるわ!」とか言われた。しかし、由梨香が「ねぇ、ママ見て!すごいきれい!」とか「このアイスワイン試飲してみない?甘いよ。ママ、好きでしょう?」って言ってしまい、「親子だったの?びっくり。お母様若いわ、とても親子だなんて思えないわ」なんて言われてしまう。そう言われて悪い気はしない。ちょっとうれしかったりする。夫とは、ツアーでの旅行の経験はほとんどない。由梨香と二人だけ。この開放感が、楽しさ倍増。ワクワクするような今までにない気分を味わっている。
(第3話)
 私は、父方の祖母がイギリス人で、クォーターである。母も色が白くて私はよくハーフ?とか言われた。なぜか、夫は純日本人だが、どちらかというと彫りが深いタイプで、由梨香もよくハーフ?と言われた。ツアーのメンバーからも、
「日本人離れしているわね。」とか「もしかしてハーフ?」とか言われてしまった。
でも、日本ではあまり言われたくなかったが、由梨香と二人だけの海外旅行が気持ちまで変えてしまったのか、そんなに気にならない。不思議?ドイツという異国に妙になじんでしまい違和感を感じないのはなぜだろう。




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(第4話)
 ローデンブルグの町は、本当にロマンチックそのもの。フリータイムに由梨香と二人で町を散策した。お年寄りもみんなアイスクリームが大好きで、私たちのとなりで一緒のベンチに座ってアイスを食べていた初老の紳士に英語で話しかけると、「デンマークから来ました」と流暢な英語で答えてくれた。日本人ツアーも多かったが、ヨーロッパから夏休みやバカンスに来ている人たちもたくさんいた。ここには、小さい町だけど生活感があって、由梨香とお肉屋さんで、ハムやサラダ、パン屋さんでパンを買い、ベンチでランチをした。ハイキング気分でとても楽しかった。
 ノイスバンシュタイン城は、おとぎの国お城の様で、ゆっくりと散策した。本当に久しぶりに気持ちが落ち着くというか、さわやかな気分になった。それでいて気持ちがワクワクするような不思議な感覚である。

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